MARTIN

IBU

2011年01月13日 11:23

こんにちは!
仕事で夜中にトラックを走らせている時、ラジオ深夜便(NHK)をよく聴いています。

ためになるお話が聞けたりいろんな懐かしい音楽が流されていてお気に入りなんですよね〜(笑)

で、ふいに昔の事を思い出したりします(*^_^*)
そこで、私の初めてフライフィッシングにチャレンジした日の話でも…

フライフィッシングに強烈に惹かれたのは、高校生になってからですね。
当時もうルアーにはどっぷりだったんですが、フライはなんとなく敷居が高く、水生昆虫がどうとかマッチザハッチうんぬんでこりゃわからんと(笑)

ある時、マンガ雑誌の「ジャンプ」だったか「マガジン」だったか(「サンデー」はあまり読まなかったので違うと思う)のグラビアで女性タレント(香坂みゆきさんだったか?)がフライの聖地日光湯川でフライフィッシングに挑戦みないなのが載ってて、その記事に釘付けになりました。

当時の湯川は水草も豊富で宝石のようなブルックトラウト(カワマス)ですよ〜!…しかもアイドルの女の子が釣ってるなんて俺にも出来るんじゃないか!?と…

で、小難しい水生昆虫だの^^のお勉強はひとまず置いといて(笑)早速準備に取りかかったわけです(^^;)

といっても先立つモノが無く一気に道具を揃えられません。

とりあえず買ったのが…

MARTIN 62(MADE IN USA)のフライリール…三千円位だったか?

フライライン
エアセルシュープリーム
ダブルテーパー四番…
色はスミスのカタログで見て一目惚れのイエロー(コレが一番高くて七千円超だったと思う)
そして
AEON(イーアン日本製…当時多く流通していた)のテーパーリーダー
7.6ft(フィート)

を、何とか揃えました。
が、

肝心のロッドは買えず(泣)その後半年くらいリールだけ持って悶々とした日々を送るわけです(笑)

時は流れてお年玉を手にあの初めてのアンバサダー5600Cを買った(この辺の話は前記事に…)お店今は無きフライマンズショップナカジマに行き、
スーパーパルサーCFZ(だったか?)7.6ft4番のフライロッドをやっと手に入れました。

この竿はもう手元にはないのですが、自分にとっては二本目のカーボンロッド(一本目はオリムピック世紀スピニング)で、いつもの太いグラスロッド(この頃はまだグラスロッドが主流でした)と比べて、とても細くまたビンビンに感じましたね〜(今思いだすとベナンベナンですが笑)(*^_^*)

で、更に時は流れて^^;

いよいよ高校を卒業(ちょいと苦労したような…爆)し就職までの準備期間の休みに近くの川沿いのサイクリングロードを自転車で流していると堤に鱒放流の紙が…

で、フライの対象魚イコール鱒っていうアタマになってたので…ハヤとか対象外(笑)
こりゃ平野部のこんな身近な川でフライが出来るぞ!と…

早速家に戻ってフライの準備をし夕方トライです(笑)

夕刻の河原でキャスティングもままならず、ほんの数メートル飛ばすのにも大変苦労しました。

リーダーなんかウインドノット(結びこぶ)だらけで絡みつくラインで四苦八苦しながら…やっぱダメかと…

いつの間にか薄暗くなって鱒がライズを開始し、無我夢中でライズ目掛けてチャレンジしているとついに…

バチャン!

ビシッ!!!!

ググ〜ン♪

初めてのフライでの釣果は20センチほどのニジマス
釣れたフライは買ってきたマーチブラウン12番位のスタンダードパターンでしたね〜♪

そういえばティペットなんか知らず^^リーダー直結でした(当然ドラッグかかりっぱなし笑)

その後も真っ暗になるまでやって三匹くらい上げ魚はまぁリリースしたんですが(当時ルアーやっててもうバーブレス&リリースは実践してましたよ…エヘン^^)

真っ暗な夜道を興奮しながら明日もまた来ようと自転車漕いで家まで帰りました(終)

初めて買ったフライリールはマーチン62でしたが譲ってしまったのかどこか物置でも入っているのか行方不明になってしまいました。
そこで、懐かしくなって買い直そうとしたんですが、すでにインスプールの62は手には入らなくて、一回り大きいサイズでアウトスプール版の63−SSを購入しました(*^_^*)
まぁチープな雰囲気は全く変わらず初心を思い出す私のタイムマシンになってます(笑)

あ、前記事のレコードのクリック機構でマーチンを思い出しました。